平成24年3月より、出産の取り扱いを止めた為、分娩は行っておりませんが、妊婦健診などの診療は従来通り行っております。妊娠初期〜中期(7〜8ヶ月、時には9ヶ月)まで診ており、その後分娩される施設へご紹介します。(詳しい紹介状をお渡しします。)
健診では、ご主人や上のお子さんetcと一緒に超音波エコーを見る事が出来ます。
又、希望があれば、性別なども分かる範囲でみておりますので、お気軽に申し出て下さい。
3D/4Dエコー           
住民票のある市町村で、母子手帳の交付を受けた際、「妊婦健康診査受診票」も交付されます。受診票を病院へ提出していただくと、健診の費用が助成されます。

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患者様の希望により、結婚前の健康診断を行っています。

 問診、血圧
 尿検査一般
 末梢血液一般(貧血)
 子宮がん検診(頚部)
 超音波検査(子宮、卵巣)
 膣炎(カンジダ、トリコモナス)の検査
 風疹、トキソプラズマ

★ その他の検査も、希望があれば追加で行います。ご相談下さい。

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皆さんご存知だとは思いますが、子宮癌には子宮の入り口(頚部)に出来る 【頚癌】と子宮の奥(体部)にできる【体癌(内膜癌)】の2種類があります。 頚癌は20〜40才代の若い方に多く発症し、初期のうちはほとんど症状がありません 体癌は閉経後の比較的年令の高い方に多くみられ、主な症状は閉経後子宮出血などです。 出来るだけ毎年検診を受けて、安心な生活を送るよう心がけて下さい。
頚癌の検査は[スパーテル]という木のヘラ、 もしくは綿棒などで子宮の入り口を擦過して細胞を採取しますが、 検査はごく短時間で痛みも少なく行えます。
又、体癌の検査は子宮の内腔にブラシ状の細い器具を挿入し行いますので、 お産を経験していない方は、挿入しづらいこともありますが、 ほとんどの方は痛みが多少ありますが、充分検査可能です。


数年前より子宮頸癌のワクチンが日本でも承認され、中学生〜高校生へ自治体の補助で、 無料で受けられるようになっております。(6ヶ月内に3回の接種) もちろん20〜30代の方も積極的にワクチンの接種をされることが望ましいので、 接種をお考えの方は遠慮なく、ご相談下さい。(自費で15000円程の負担になります。) ワクチンを受けても子宮癌の検査は必要です。


例えば、帯広市在住で20歳以上+今年度(4月1日〜翌年3月31日まで)の間に偶数年齢になる方は・・・・頚部1400円 頚部+体部2300円、帯広市の国民健康保険に加入されている方は無料です。その他の町村で料金は若干異なります。

・・・ 子宮頸がん予防情報サイト「もっと守ろう.jp」

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当院ではDXA法(X線を骨にあて、骨量を計測する方法)で行っております。
1〜3分程度で、X線被爆も非常に少なく安全に行えます。

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◆ 更年期とは
壮年期と老年期の移行期で、閉経の前後5年間位の時期をさします。
(年齢的には、45〜55才に相当します。)
この時期は誰もが通る時期で、病気ではありません。

◆ 更年期障害について
上記の更年期と言われる時期に、女性ホルモンの低下に加え、社会環境的要因や心理的要因が複雑に絡み合って、自律神経失調症状や精神神経障害症状などの様々な不定愁訴が出現することを言います。
 具体的には、のぼせ・発汗・動悸・不眠・手足の冷え・・・などの他、不安感・抑うつ・疲労感・頭痛・めまいなどの症状がみられます。

◆治療について
基本的には、まず原因の検索から始まり、精神神経症状が主の場合、悩み事や家庭内の問題などを医師と十分話し合い、分かり合うことが大事です。
 ほてりや発汗などに対しては、ホルモン補充療法が治療の柱となりますが、副作用etcに注意しながら行います。又、不安感、抑うつ状態、イライラ感などに対しては、抗不安薬や漢方薬etcが多く使われております。いずれも自分で引きこもらず、気楽にご相談においで下さい。

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1. セックスで感染する病気を知っていますか?
セックスで感染する病気を性感染症(STD)と言います。
この病気の原因は、ウイルスや細菌など様々です。
女性ではクラミジア感染症が多く、また、子宮癌の発生に結びつく可能性もあると言われる ヒトパピローマウイルス感染は、4人に1人という報告もあります。 しかもそれらは、ほとんど症状がありません。 セックスで感染する病気なんて自分に関係ない・・・なんて思っていたら大変です。

2. おかしいと感じたらすぐ診察を受けましょう!

◆こんな症状が出たら・・・
① おりものの異常
・ 黄色〜緑色のおりものが増えた。
・ 白色のボロボロとしたおりものが出てきた。
・ 悪臭がある。
・ 外陰部がただれたり、しこりができたり、また、かゆみ・痛みがある。
・ 性交時や排尿時に痛みがある。
【疑われる病気】
 非特異性膣炎・トリコモナス膣炎・カンジダ膣炎・淋病・梅毒 など

② 外陰部の異常
・ 激しいかゆみがある。
・ 痛みを伴うできものや、水泡ができた。
・ 外陰部にイボができた。
【疑われる病気】
 性器ヘルペス・尖圭コンジローマ・毛ジラミ症 など

③ 黄色のおりものが増えたが、それ以外あまり症状がない
【疑われる病気】
 クラミジア感染症 


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正常な性生活を営んでいるにも関わらず一定期間以上経ても妊娠しない状態を不妊と言います。
しかし、妊娠を希望しない男女においては、それは疾患とはなりません。
妊娠を希望し、医学的治療を求める場合、初めて【不妊症】という判断になるわけです。

1) 不妊の原因は?
不妊には多くの病因があり、また多くの要因が重複していることがあります。
排卵因子・子宮因子・卵管因子・頚管因子・男性因子 その他に膣の奇型や子宮内膜症、 免疫学的不妊など多岐にわたります。中でも大事なのは以下の3つの因子です。
① 無排卵
② 卵管閉鎖
③ 男性因子(無精子症・精子減少症)
少なくとも この3つが妊娠成立に最低必要な要素だと言えましょう。
排卵は基礎体温の測定、内分泌検査、エコーによる卵胞測定、頚管粘液検査などで、みていきます。
卵管の検査は、造影剤を用いたレントゲン検査(子宮卵管造影)や、クラミジア感染、 子宮内膜症の有無etcも診る必要があります。
※ 造影剤を用いた検査は いつでも出来るわけではなく、月経終了直後に行います。
  男性因子はパートナーに泌尿器科を受診していただき、精液検査などの診療を受けていただきます。

2) 治療は?
当院では、①については排卵誘発剤での治療や頚管粘液、エコーetcでの排卵検査、 
性交タイミング指導などを行っています。
②に対しては、生理食塩水などを用いて子宮口より注入する 卵管通薬水を行っておりますが、 この方法でも成功しない場合は不妊症専門の医療機関での手術療法や体外受精を考慮しなければなりません。
又、③の男性因子については配偶者間人工授精を行っておりますがこの場合でも、 妊娠しなければ、体外受精・胚移植・顕微授精などが必要となり、やはり不妊症専門の医療機関での治療となります

3) 加齢と妊孕性
不妊治療の開始に関して女性の年齢を考慮することが重要です。
一般に生殖能は年齢とともに低下するものであり、20代前半の女性不妊率は約7%ですが30代後半では 約3倍となります。ですから年齢が上昇するほど早期に治療を開始すべきであり、 40歳を過ぎると妊娠は困難になることが多いと言えます。
また、加齢に伴い流産率も高くなり、40歳以後だと25%近くが流産に至るといわれております


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